『Re:ゼロから始める異世界生活』が面白い

最近、dアニメストアで遅ればせながら『Re:ゼロから始める異世界生活』を観始めました。

観るまではなぜこんなに流行っているのかがよくわからず、書店でも相当プッシュされているのが不思議でしたが、観て納得でした。

あらすじ – 物語を何度も繰り返すことの面白さ

以下、dアニメストアに掲載されているあらすじをコピペします。

コンビニからの帰り道、突如異世界へと召喚されてしまった普通の男子高校生、菜月昴。右も左も分からない異世界に放り出され、途方に暮れていたスバルに手を差し伸べたのは美しい銀髪の少女だった。絶望から救ってくれた少女に何かお返しがしたいスバルは、少女が盗まれてしまった大切なものを一緒に探すことになるのだが……。

これだけ読むと、一見ラノベでよくありがちな展開だなあって感じですね。

でも面白いのは1話目の最後からです。以下少しネタバレになりますが、2話のあらすじをdアニメストアから引用します。

一度目は何者かに襲われ、二度目はエルザに腹を切り裂かれ、三度目はチンピラにナイフで背中を刺され、スバルは確かに命を失ったはずだった。しかし気が付くとスバルは初めて異世界へとやってきた場所に立っていた。あり得ないと思いつつも自らが置かれた状況から、死ぬ度に初期状態へと戻る死に戻りが起きていることを認識するスバル。サテラやフェルト、そしてロム爺に襲いかかるであろう死の運命を変えるため、四度目となる世界を走りだす。

この物語の面白いところは、この「死に戻り」という概念です。

物語というのは、話がどんどん先に進んでいくのが普通ですが、この物語では、物語はなかなか先に進まず、同じことをループすることで解決策を探るというまるでゲームをクリアしているように展開が進むことです。

実際に観てもらえばよくわかると思いますが、このなかなか物語の本質が見えてこないところが面白いところです。何度も同じことを繰り返す度に、主人公は少しずつヒントを掴み、自分の思い描くゴール、グッドエンドへと導くその過程が非常に面白いです。

世界観、キャラクターの個性、作画、この三拍子揃って素晴らしい

自分は、ライトノベルが原作になっているアニメは大体面白いと思っています。やはり一度文章という形でよくストーリーが練られている分、それなりに脚本は完成度の高いものになっているからです。

もちろんRe:ゼロはその脚本の面白さもあるのですが、設定としてはありがちな「異世界」というところを、同じことを何度も繰り返すことを考慮してよく世界観が設定されているところにもう一つの面白さがあると思います。

自分は元になった小説をまだ読んでいないのですが、アニメを通して終始良い緊張感が漂っていて、その緊張感がこのアニメをより面白いものにしています。やはりそれは同じ風景がただ一回だけで過ぎ去ってしまう通常の物語と違うところに面白さの重きを置いているからかもしれません。

原作のラノベも買ってみようかな

これほど面白いアニメを観ると、自分はつい原作も読んでしまいたくなります。

まあでも展開が面白いアニメだけに、一度観ているものを小説でもう一度読むことが面白いかはわかりませんが、この世界観をどうやって文章だけで表現しているかはとても気になります。